待ちわびた、名作・・

佐田の死顔が本当に美しい
何て悲しく美しい作品だろう
この方の描かれる漫画を15年読んでるが、畏怖を感じるしやっぱり尊敬せざるを得ない
この作者の苦悩とか怒りとか孤独とかが、もう本当に作品に美しく この負の感情の昇華のさせ方がめちゃくちゃ美しくて
負だけじゃないのも本当はめちゃ持ってて もうとにかく憧れ続けてしまう作者
この人は最も尊い創作者のうちの1人だ、と作品を読むたび何度も感じてきて、それが今作にはあった。
苦しい辛い淋しいとかの深い底を抜けたところに 楽しいのゾーンに入りながらしか描けないものがたぶんあって、それは到底辿り着く事のできない境地だと思うんだけど、この方の作品にはそれを感じるのがいくつもあって そんだけ手を動かして来たってのがわかるので目頭が熱くなる

佐田の「研究に熱中するといい」の後に続くセリフで号泣した。
このセリフを、この作者が描くからこんなに説得力がある

よく思うんだけど才能は生まれつきで、センスは嫌いな物の多さだと思う
許せない部分を失くしていく行為の連続だから
そしてその2つだけでは絶対に何にもならない、実務が一番大変で必須
どれだけやるかをかけ算するのが天才で、やっぱり孤独を感じる
すごくいい作品だった
幸せを知ると失くしたときの孤独を初めて知るし、それは不幸には見えないし滅びることも不幸とは思えない

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