思い出
わたしはジブリはどれも話が理解できたためしがなくて未だにどれも記憶になくて、ひとつもすきな作品がないんだけど、今みたらすごさがわかるのかな
突然思い出してこの絵本かった。
小学生のとき友だちの家でみて、いままでみた絵で一番いいなって思って行くたび眺めてたらあげるよってくれた。そんなつもりはなかったからびっくりしてえっいいの?と聞くとすんごい快く全然いいよ♪って言ってくれたのを憶えている。
もっとエメラルドグリーンだった気がしたのはカバーがなかったからだ。
その友達は、スゲーデブな男の子だった。もう超ド級のデブだった。よく腹の肉にパンチさせてもらっていた。
授業中だろうが何だろうがいつもおもしろいことを言って中心にいるボス的な人だった。しゃべりとかアラジンのジーニーを彷彿とさせる感じだ。ただ、人格が穏やかでわたしは全面の信頼をよせていた。小学生ながらにプライドや見栄みたいなものを全く感じさせない大人げがあってできた人だなーと内心強く尊敬していた。
むこうもおそらく同じように親愛を寄せてくれていたように感じていて、おそらくかなり仲がよかった。
たしか小学校生活のほとんどが同じクラスだった気がする。席替えして何度も連続で隣の席になったときがあったんだけど、あるとき自習時間、出されたプリントに巨漢がふざけておっぱい ちんこ まんこ とか全部の欄に書いていて、わたしは気づかず提出してしまって 翌日職員室に呼び出された
「ちょwwあのまま出したのお前www」
「やっぱお前かwwばかがww先生の幻滅したあの顔wwわたしやってないのに信じてもらえなかったww」
「ごめんってww」っていうのを憶えている
超おもしろいギャグセンスの持ち主だったから彼のまわりにはいつも人があつまり、彼をとりまく楽しくてあたたかい空気がわたしは好きだった
何をしても怒らないおおらかさを持ち合わせていて、どうやったらこんな人格が身に付くんだろうと小学生ながらに尊敬していた
ある日、遠足のグループを作るとき 巨漢はいつでもどこでも中心にいる人物だったから
いつものように当然のように、適当にグループに入ろうとしたら その中の一人が突然大声で拒否した。
よく巨漢にいじられている神経質でクセのある子だった。もうこれでもかってぐらい逆上していた。
そのときの巨漢の顔はずっと憶えているが、
しずかにうつむいて、誰が話しかけても返事もせず、拭うこと無く黙って涙を落とし続けていた
クラス全員が静まり返っていた。先生やまわりの子も焦っておい、お前そんなことを言うなってとたしなめても、拒否した彼はかたくなに許さなかった。
いつもわたしが全力で蹴っても殴っても笑っていて何をしても動じないイメージだったのに、その出来事には深く傷ついて、傷つけてたことを知って泣いたのだ
わたしはびっくりした。
巨漢が泣いたのを見たのはその一度だけだった。
中学生になり、クラスも離れ、わたしはより一層ヲタになり、巨漢はヤンキーグループになり、巨漢とは一切話さなくなった。巨漢は何か重い病気で学校を休みがちになっていた。そうして全く交わること無く中学を卒業した。
卒業文集で、病室の窓から見える景色のことが書いてあって、人ごとのように眺めていた。
高校一年のある日、巨漢は死んだ。当時つきあっていた同中の男子が、その知らせを教えてくれた。
すごい泣いていた。
わたしはもう巨漢とは仲良く無かったので、家に線香あげにいくグループとは仲良く無かったし、人ごとのように話をきいた。
そのときの彼氏は、巨漢が泣いたあの日、一人しゃがんで巨漢によりそって肩をさすっていたことを、そのとき鮮明に思い出した。(そのことを話しても憶えていないようだった。)
わたしはおそらく巨漢と仲良かった。でも、きっとみんなには知り合いだとも思われてないだろう。
わたしは不思議と泣けなかった こういう沈黙をこの先何度も繰り返していくんだろうとなんとなく思っていた。
絵本は 今見返したら思ってたほどではなかったけど、やっぱりいい絵だなと思った
突然思い出してこの絵本かった。
小学生のとき友だちの家でみて、いままでみた絵で一番いいなって思って行くたび眺めてたらあげるよってくれた。そんなつもりはなかったからびっくりしてえっいいの?と聞くとすんごい快く全然いいよ♪って言ってくれたのを憶えている。
もっとエメラルドグリーンだった気がしたのはカバーがなかったからだ。
その友達は、スゲーデブな男の子だった。もう超ド級のデブだった。よく腹の肉にパンチさせてもらっていた。
授業中だろうが何だろうがいつもおもしろいことを言って中心にいるボス的な人だった。しゃべりとかアラジンのジーニーを彷彿とさせる感じだ。ただ、人格が穏やかでわたしは全面の信頼をよせていた。小学生ながらにプライドや見栄みたいなものを全く感じさせない大人げがあってできた人だなーと内心強く尊敬していた。
むこうもおそらく同じように親愛を寄せてくれていたように感じていて、おそらくかなり仲がよかった。
たしか小学校生活のほとんどが同じクラスだった気がする。席替えして何度も連続で隣の席になったときがあったんだけど、あるとき自習時間、出されたプリントに巨漢がふざけておっぱい ちんこ まんこ とか全部の欄に書いていて、わたしは気づかず提出してしまって 翌日職員室に呼び出された
「ちょwwあのまま出したのお前www」
「やっぱお前かwwばかがww先生の幻滅したあの顔wwわたしやってないのに信じてもらえなかったww」
「ごめんってww」っていうのを憶えている
超おもしろいギャグセンスの持ち主だったから彼のまわりにはいつも人があつまり、彼をとりまく楽しくてあたたかい空気がわたしは好きだった
何をしても怒らないおおらかさを持ち合わせていて、どうやったらこんな人格が身に付くんだろうと小学生ながらに尊敬していた
ある日、遠足のグループを作るとき 巨漢はいつでもどこでも中心にいる人物だったから
いつものように当然のように、適当にグループに入ろうとしたら その中の一人が突然大声で拒否した。
よく巨漢にいじられている神経質でクセのある子だった。もうこれでもかってぐらい逆上していた。
そのときの巨漢の顔はずっと憶えているが、
しずかにうつむいて、誰が話しかけても返事もせず、拭うこと無く黙って涙を落とし続けていた
クラス全員が静まり返っていた。先生やまわりの子も焦っておい、お前そんなことを言うなってとたしなめても、拒否した彼はかたくなに許さなかった。
いつもわたしが全力で蹴っても殴っても笑っていて何をしても動じないイメージだったのに、その出来事には深く傷ついて、傷つけてたことを知って泣いたのだ
わたしはびっくりした。
巨漢が泣いたのを見たのはその一度だけだった。
中学生になり、クラスも離れ、わたしはより一層ヲタになり、巨漢はヤンキーグループになり、巨漢とは一切話さなくなった。巨漢は何か重い病気で学校を休みがちになっていた。そうして全く交わること無く中学を卒業した。
卒業文集で、病室の窓から見える景色のことが書いてあって、人ごとのように眺めていた。
高校一年のある日、巨漢は死んだ。当時つきあっていた同中の男子が、その知らせを教えてくれた。
すごい泣いていた。
わたしはもう巨漢とは仲良く無かったので、家に線香あげにいくグループとは仲良く無かったし、人ごとのように話をきいた。
そのときの彼氏は、巨漢が泣いたあの日、一人しゃがんで巨漢によりそって肩をさすっていたことを、そのとき鮮明に思い出した。(そのことを話しても憶えていないようだった。)
わたしはおそらく巨漢と仲良かった。でも、きっとみんなには知り合いだとも思われてないだろう。
わたしは不思議と泣けなかった こういう沈黙をこの先何度も繰り返していくんだろうとなんとなく思っていた。
絵本は 今見返したら思ってたほどではなかったけど、やっぱりいい絵だなと思った
